胃がんの再発防止には、
どのようなことに気を配れば良いのでしょうか。
胃がんに関しては、
とくに塩分の摂取量を控えることが大切です。
がん予防のために推奨される1日の塩分摂取量は、
��g以下とされています。
しかし、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は、
約13gとなっています。
ですから、意識的に塩分を控えないと、
��gという量に抑えることは困難です。
まずは、この平均値より下げることからでも、
はじめてみましょう。
そこで、塩分を控えるための食事のポイントを紹介します。
まず、みそ汁などの汁物は、1日1杯までにしましょう。
そして、漬物やつくだ煮は、
なるべく避けるように心がけます。
また、調味料は知らないうちに多めに使ってしまう傾向があるので、
計量スプーンなどできっちり計ってから使います。
その他、塩分の高い食品として、加工食品があります。
ハムやソーセージ、練りもの、干物、インスタント食品など、
日常的に食べることを控えることが大切です。
そうはいっても、塩分を使用すると食が進み、
うまみを出すには必要な調味料です。
ですから、献立全てを薄味にするのではなく、
一部はしっかり味のついたものを加えたり、
少しの塩分でも、舌に濃く感じるような調理法を取り入れるなど、
料理の仕方を工夫するようにしましょう。
このように、塩分を控えることは、
胃がんだけでなく、他の成人病にも効果があります。
今までの食生活を振り返って、塩分を摂り過ぎている傾向があれば、
少し控えてみましょう。
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