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胃にまつわることわざ

空腹時・飲酒の前・胃が痛くなったら牛乳を飲むと良い
その通りです。潰瘍や炎症など、胃や十二指腸に傷ができている場合、胃酸に刺激されて痛むので、牛乳で胃の表面を保護することができるからです。
また、物を食べることで酸を中和するという意味もあります。


腹八分目・腹も身のうち
お腹いっぱい食べて“十分目”だと思っていると、胃によっては“十二分目”になることがあります。ほんとうに“腹も身のうち”です。


食べてすぐ寝るとウシになる
食事の後、横になって休むのは良いことです。しかし、眠ってしまうと胃の動きが弱まり、食べ物が消化されにくくなります。
食後には散歩程度の運動をしたほうが消化にも良いのです。


右側を下にして寝ると消化に良い
胃から十二指腸への出口が体の右側にあるので、右下で寝ると食べたものが腸の方へ流れ易くなるといわれています。胃下垂の人、胃の働きの弱い人はお試しください。


うなぎと梅干し、スイカと天ぷらなどの食べ合わせは良くない
普通に食べていれば心配はありません。どんな食べ合わせでも食べすぎは禁物!



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胃痙攣とは

胃痙攣とは、みぞおち当たりに起こる急性の痛みで、症状に対する俗称です。病名ではありません。

原因

急性虫垂炎、急性膵炎、急性胃炎、急性胃・十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胆石症、急性胆嚢炎などが原因となります。また、強いストレスで緊張しすぎた時にも起こることがあります。

症状

突然のみぞおちあたりの激しい痛みが起こるのが普通ですが、吐き気や嘔吐を伴うことのあります。痛みは数分から数時間と様々です。

治療

治療は、原因となる病気を特定して行われます。血液検査や尿検査、X腺画像検査、超音波検査、内視鏡検査などで胃痙攣の原因を調べます。

症状に関しては、軽い場合は市販の胃薬で改善することもありますが、改善しない場合は、痛みをやわらげるために鎮痛鎮痙剤が使用されます。




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胃がんに効果的な栄養素

玄米や全粒小麦などでつくったパンには、ビタミンB群やビタミンE、抗酸化物質が含まれているため、ガンの症状や体質の改善に役立ちます。

動物性のたんぱく質や脂肪に関しては、過剰摂取は良くないので、適量を摂取するか、少し控えることをお勧めします。

大豆製品にはイソフラボンが含まれており、これは、ガンの抑制効果につながるため、積極的に摂ると効果的です。

キノコ類はβ-グルガンが含まれており、海藻類には、フコイダンという免疫力をアップさせる成分が含まれており、食物繊維が豊富です。

ガンを抑制させるためには、塩分を控えて、カリウムを多く摂ることが、効果的です。

そのためには、緑黄色野菜や果物を多めに食べることがポイントです。

術後は生野菜を食べることが難しくなるため、加熱処理をおこなうことになります。

酵素やビタミンCが失われてしまうことにもなりますが、食事にも慣れてきた頃、生で野菜を食べ、これらの栄養素を摂ることも大切です。




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胃がんの初期症状:口臭・ゲップ

口臭が発生する人は少なくないと思いますが、これは胃の調子の悪さからきていることが多いのです。

胃がんの症状として口臭が発生することがあります。

歯の病気とかで口臭が発生する場合もありますがそれだけが原因とは限らないのです。
しかもこの口臭は自分ではわからないものです。

本当に胃にダメージがある場合、歯を磨いてもガムを噛んでも臭いはとれません。

口臭の原因として他に考えられるのが歯周病などの歯の病気や便秘などがあげられます。

これらの病気は命には関わってこないので病院で治療さえ受けていれば問題はありませんが、もし胃がんだった場合命に関わってきます。

胃がんの症状としてゲップが頻繁に出るといった症状もあります。

ゲップが頻繁に出るという症状も胃になんらかのダメージがあるためです。

胃がんの場合、初期の症状が非常にわかりにくいというのがありますがこの口臭やゲップなどはまさに非常にわかりにくい症状といえます。

口臭やゲップは続くようでしたら一応胃がんを疑って見てください。




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胃がんの原因

胃がんの原因のひとつに食生活があるといわれています。

日本人が欧米人に比べ胃がんの発症率が高いのは、塩分の取りすぎが大きな原因だといわれています。

日本人の食生活では塩だけではなく醤油や味噌など塩分を多く含んだ食品を毎日の食生活で使用しています。

国内でも塩辛い味付けを好む地方のほうが胃がんの発症率が高いのです。塩分の多い食事を毎日食べ続けることで胃の粘膜に炎症を起こしやすくなり胃がんが発症してしまうといわれています。

また焼き魚などの焦げたものの摂取も胃がんを発症する可能性があるといわれています。

また熱いものや辛いもののとりすぎ、早食いやアルコールの飲みすぎも胃がんの原因になるといわれています。

このような食べ物やタバコ、ストレスなどによって胃の細胞核の中にある遺伝子が傷つけられ癌が発症すると言われています。

日本人の50歳以上の人の80%以上が保菌しているといわれるピロリ菌があります。

慢性胃炎や胃潰瘍を引き起こし、胃がん発症につながっているといわれています。

ピロリ菌は、日本人の50歳以上の人の約80%の人が罹患しているといわれています。

これは幼少期に感染するため戦後の衛生状態の悪い飲料水で育った人たちが感染しているためと言われています。

逆に衛生状態の良い環境で育った若い人たちに感染者は少ないといわれています。

ピロリ菌の存在は100年も前から報告されています。

近年ではこのピロリ菌が胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因となるということが明らかになってきています。

胃がんになった人の90%以上がピロリ菌陽性者となっています。

またピロリ菌感染者の胃潰瘍などの再発率が多く見られるという報告もあります。

ピロリ菌の有無を検査するには内視鏡の際に行う方法と、検査薬を飲む方法、血液検査によるものなどがあります。

ピロリ菌検査を行い陽性と診断された場合は、ピロリ菌除菌などの治療を行うようにしましょう。

ピロリ菌の除菌には抗生剤と制酸剤が用いられており、これらを飲むことによって90%という高確率でピロリ菌が陰性となっています。

50歳以上の人でいつも胃に不快感がある人などはピロリ菌に感染している可能性もありますから、検査を行い治療するとよいでしょう。




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口臭を引き起こす胃の4つの病気

胃潰瘍から起こる口臭

胃潰瘍は、口臭の原因になる病気としても知られています。
胃潰瘍は、胃の粘膜を胃酸から保護する作用が低下することで胃粘膜が傷付いてしまう病気です。

吐血が見られるようになるとかなり病状が進行していて、大抵は嘔吐感や酸っぱい臭いのするゲップ・口臭などが症状として見られます。

胃潰瘍の治療には胃カメラは付き物で、最近は内視鏡を使っての治療もおこなわれるようになっています。


胃がんの原因になるピロリ菌感染症

日本三大疾病の一つである癌は、長年に渡って胃がんがその比重の多くを占めていました。

日本人に胃がんが多い理由の一つとして指弾されているのがピロリ菌です。

ピロリ菌は、強酸性の胃の中でも活動できるように胃酸の分泌量とPH値をコントロールし胃粘膜を破壊する力を持った細菌です。

ピロリ菌はアルカリ性のアンモニアを生成して胃酸を中和する力を持っていて、このアンモニアが口臭悪化の原因になるといわれています。ピロリ菌除去治療を受けた患者の口臭が改善されたという事例もあります。


胃酸の逆流を伴う逆流性食道炎

飲み過ぎ・食べ過ぎで嘔吐したことのある人ならわかると思いますが、吐けるものを吐きつくして出てくる胃液は後味も臭いも非常にきついものです。

強烈な酸で胃から食道・口内までがザラザラになってしまう上に、酸っぱい臭いが直接鼻腔に叩き込まれるのでたまったものではありません。

嘔吐まではいかないまでも頻繁な胃酸の逆流によって食道がただれてしまう逆流性食道炎も口臭の原因になる病気であり、胃カメラで発見・把握できる病気なのです。

逆流性食道炎は重度になると、食道内壁が胃粘膜上に変化する「バレット食道」に発展し食道がんを引き起こす恐れが高まるので、胃カメラによる検査は不可欠なものとなっています。


独特の口臭・体臭を発生させる胃がん

日本人に多くみられる胃がんは、毒性の高いピロリ菌への感染や塩分の強い日本食の影響が発症に大きく関わっているといわれています。

胃がんの早期発見のためには、胃カメラ検査だけでなくCTスキャンや腫瘍マーカー検査などの総合的な検診が欠かせません。スキルス癌のような、胃粘膜と胃壁の間に腫瘍が発生するタイプの胃がんは胃カメラだけでは発見できないのです。

胃がんも、口臭の原因になる病気の一つです。胃がんを患っていると、口臭はドブのような酷く強いものになります。また、胃がんに限らずがん患者は体臭にも変化が現れ、甘ったるい香りになるといわれています。




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胃がんの摘出量

胃がん発生する位置は中央から胃の出口側に多い傾向があるといわれています。

こうした胃がんのケースでは幽門側胃切除と呼ばれる胃の下3分の2程度を切除する摘出法が一般的です。そして胃の残りの部分を十二指腸につなぎあわせる事になります。

胃がんの発生箇所が胃の中央部より上部にあるケースでは胃を全部取る胃全摘と呼ばれる手術になるか、胃の上のほう半分から3分の2程度を切除してしまう噴門側胃切除と呼ばれる手術になることが多いです。

胃全摘のケースでは、小腸の一部を切り取って食道と十二指腸の間に移植する方法と十二指腸は縫い閉じてしまい、食道と空腸を縫い合わせる方法のいづれかになります。

胃がんの場合の摘出量は病気の深さや進行度によって決まるというよりも、胃がんの発生位置によっておおよそ決められます。ですから。胃の全摘出となった場合でも必要以上に不安に感じることはありません。

付け加えて言えば、胃の中央部もしくは入り口近くにできた進行胃がんのケースでは、膵臓や脾臓の周囲のリンパ節に転移を認められることもあります。

合併切除で脾臓や膵臓の左半分を胃と共に切除することもあります。胃がんが食道側に近い場合は左の胸も同時に開けて食道も十分にとる手術方法もあります。





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ピロリ菌の検査

ピロリ菌の検査には、内視鏡検査が必要な検査と内視鏡検査が必要でない検査との2つに分けられます。

除菌治療を行う場合には、除菌の前と、潰瘍治療の後1ヶ月以上あけた後に検査をします。


内視鏡を使って行う方法

 迅速ウレアーゼ試験
 胃粘膜を採取し試験薬に入れて薬の色の変化で判定します。速く判定できますが的確に組織をとらないと偽陰性となることがあります。
出されます。検査が簡単で精度が高く、優れた方法です。


 鏡検法
 粘膜を採取し染色標本を作製し顕微鏡で菌の有無を判定します。偽陰性となる可能性がありますが、胃の粘膜の状態(萎縮の程度や腸上皮化生の有無など)が分かります。



内視鏡を使わずに行う方法

 尿素呼気試験 (UBT)
 検査用のお薬を飲み、吐き出された息を調べる検査法です。菌のもつ酵素により尿素が分解され、二酸化炭素が呼気として排出されます。検査が簡単で精度が高く、優れた方法です。


 血清、尿抗体検査
 血液や尿検査で菌に対する抗体を調べます。過去に感染したことがあるかどうかが分かります。除菌後陰性化するまで1年以上かかることがあり、除菌の成否を早く知りたい時には適した検査法ではありません。


 糞便抗原検査
 便中に排泄されるピロリ菌の抗原を直接検出する侵襲のない検査法で、現在の感染の有無が判定でき除菌前の感染診断に優れた方法です。




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ピロリ菌の歴史

1875年にドイツの細菌学者ベッチャーが人の胃に存在しているらせん状の細菌を発見しました。

顕微鏡で観察した結果がヘリコバクター・ピロリ菌の最初の報告であると言われていますが、正式な記録は残っていません。

1892年にはイタリアの研究者ギユリロ・ビゾゼロが、犬の胃に生息する細菌について著した文献を発表しました。

1896年にはサロモンが動物の胃内に存在する細菌を、ネズミなどの他の肉食動物に感染させることに成功しました。

その細菌がらせん状の形態をしたグラム陰性の真正細菌のスピロヘータであるいう記載が残っています。

1899年にポーランドの研究者ウォーレリー・ジャワスキーが人の胃からグラム陰性桿菌と共にらせん菌を見つけました。

彼はこの菌を「ビブリオ・ルギュラー」と名付け、胃疾患との関連性をポーランド語で書かれた著書の中で提唱しました。

1906年にケリネッツを中心とした研究者らが、胃癌患者の胃粘膜にらせん菌がいることを発見しました。

当時は細菌学の技術が十分に発達していなかったため、研究ではらせん菌の培養に成功しませんでした。

1920年代には研究者ラックの専門グループが、胃粘膜に尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解する酵素であるウレアーゼが活性化されていることを発見しました。

しかし、粘膜上皮からウレアーゼを分離することに成功しなかったため、細菌ではなく胃粘膜自体がウレアーゼを分泌していると考えるようになります。

1938年にドエンゲスが霊長類の胃からスピロヘータに近いらせん菌を分離し、このらせん菌を胃炎と診断した人の胃からも発見しています。

1940年代にフリードバーグとバーロンは、胃を切除した標本の37%の症例にらせん菌が存在することを報告しました。そのらせん菌は3種類とされています。

このように胃の中の細菌と胃疾患との関連に医学研究者の関心が興味が徐々に高まっていった一方で、この説に対して異を唱える研究者も次第に増えていきます。

ある細菌がある病気の原因であると決定するためには、細菌学の先駆者といわれるロベルト・コッホが提言した「コッホの4原則」に順ずる必要があります。

1 病気を発症している患者の全てにその細菌がいる
2 他の病気の患者にはその細菌がいない
3 その細菌を投与すると同じ病気が発症する
4 病気を引き起こした患者から同じ細菌が証明できる

アメリカの病理学者で消化器病学の大家であったエディ・パルマーが、1,000を超える胃の生検標本について検討した結果、らせん菌が発見できなかったと報告しました。

この報告によって、それまで報告されてきたらせん菌は、一種の雑菌混入によるものだったのではないかという考えが主流になり、一部の医学研究者を除いて、胃の中の細菌に対する研究者の関心は薄れていきました。

強酸性の胃の中には全ての菌が死滅するわけではないものの、生命にとって劣悪な環境のために細菌は生息できないという結論が有力となったのです。

20年近くも目立った研究が進まない中、以前から尿素を分解して二酸化炭素とアンモニアを産生する酵素ウレアーゼが、胃粘膜に発生していることはわかっていました。

そのため、塩酸が胃粘液層に侵入しないのは、アンモニアが防御的役割を果たしていると考えられるようになります。

しかし、多くの研究者が胃粘膜組織に詳しくなかったために、胃粘膜に存在する細菌と胃粘膜のウレアーゼ活性との関連性については放置されてしまいます。

その中でも1975年にスティールとコリン・ジョーンズは胃潰瘍の胃を50個を切除して、胃潰瘍の81%にらせん菌と胃炎が存在することを証明しました。

ただ、当時の研究技術ではらせん菌の培養には成功しませんでした。

その後も研究を続けたスティールは十二指腸潰瘍患者の十二指腸にみられる胃上皮化生粘膜に、らせん菌が存在することを明らかにしています。

発見された当時、慢性胃炎や胃潰瘍はもっぱらストレスだけが原因であるという説が主流でありましたが、マーシャルらは「ヘリコバクター・ピロリ菌」と名付け、これらの疾患の病原体であるという仮説を提唱しました。

これらの疾患の慢性化と胃癌の発生が関連することが、当時すでに知られていたため、この仮説はピロリ菌が癌の発生に関与する可能性を示唆するものとしても注目されましたが、当初は疑いの目を持って迎えられたとのことです。

そこでマーシャルは培養したピロリ菌を自ら飲むという自飲実験を行いました。その結果、マーシャルは急性胃炎を発症し、仮説の1つが証明されたのです。

しかし、マーシャルの胃炎は治療を行うことなく自然に治癒したため、急性胃炎以外の胃疾患との関連については証明されることはできませんでしたが、慢性の活動性胃炎が生じました。

活動性胃炎は胃粘膜が脆くなり、この状態は胃酸やストレスなど種々の外因性の影響を受けて、胃粘膜の障害が強くなっていく傾向があります。

それでもピロリ菌の除菌に成功すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発がほぼ抑制されることも明らかになりました。

一方、マーシャルとは別にニュージーランドの医学研究者アーサー・モリスも、同様の自飲実験を行っています。マーシャルと同様に急性胃炎を発症しただけでなく、モリスの場合は慢性胃炎への進行も認められました。

この結果、ピロリ菌が急性胃炎と慢性胃炎の原因になることが証明され、これらの疾患の慢性患者の多くからピロリ菌が分離されること、除菌治療が再発防止に有効であることも明らかになりました。

動物実験では胃癌の発生にも成功し、1994年にはIARC(国際がん研究機関)が発行しているIARC発癌性リスク一覧に発癌物質として記載されました。




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ピロリ菌に関係する病気

ピロリ菌が発見されてから、胃の不快感の原因が明確になってきました。

胃壁の表面を覆う粘膜に炎症が起こる胃炎は、ピロリ菌がいるとほぼ発症します。

食欲低下や胃もたれがする程度、もしくは何も変化を感じないなどというように自覚症状に差がありますが、ピロリ菌で胃炎になる確率は約80%です。

胃は食べ物の消化をするために、強酸性の胃酸を分泌していますが、その胃酸から守るため、胃壁を常に粘液で覆っています。

しかし、胃を守る粘液がピロリ菌の出す酵素で減らされ、粘液が不足すると胃壁を守り切れず、胃炎や胃痛の後に潰瘍ができてしまいます。

胃酸を減らす胃酸分泌抑制薬での治療もできますが、長期間飲み続けなければならないですし、原因がピロリ菌ですので再発しやすいです。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍の人はほぼピロリ菌に感染しています。仮に潰瘍は放置しても自然に治ることもありますが、再発する確率は72%と高いです。

胃酸分泌抑制薬で治療した場合では25%まで減りますが、ピロリ菌の除菌すると80%以上の人が完治し、再発率も2%までに減るので、日本医師会でもピロリ菌の除菌を推奨しています。


胃がん患者の胃には100%ピロリ菌が存在する

ピロリ菌による一定の持続的な刺激は、胃がんが原因になり得るとされています。

健康な胃で胃炎が起こり、胃潰瘍ができて、胃がんへと変わっていきます。

ピロリ菌の検査が陽性と陰性の2グループに分けて、8年間経過を観察したところ、陽性の人2.9%に胃がんが発生しましたが、陰性の人は0%でした。

その他の消化管の病気もピロリ菌と関係しています。

胃壁の粘膜下にできる悪性度の低い腫瘍である胃リンパ腫、胃のポリープもピロリ菌が原因であることが多いです。

消化管以外に起きる病気では詳しい原因は解明されていませんが、血小板減少性紫斑病や慢性じんまじん、鉄欠之性貧血もピロリ菌の除菌で改善することがあります。




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ピロリ菌で胃癌が5~6倍

研究ではピロリ菌の陽性例では2.9%に胃癌が発見され、ピロリ菌の陰性例では胃がんが全く認められませんでした。

胃がんの場合にピロリ菌が存在する確率は100%に近く、ピロリ菌の何らかの性質が胃癌を誘発するとしています。

今までピロリ菌で胃癌になる確率は5~6倍とされてきましたが、その理由ははっきりしていませんでした。

細胞が癌化する理由の1つとして、癌抑制作用を持つ細胞の働きが弱くなることで、がんが発生しやすくなることがありました。


早期のピロリ菌の除菌が胃癌予防に効果です。

ピロリ菌は幼児時に経口感染し、胃に数十年住み続けて、大人になってから慢性胃炎を発症させます。

日本では40代以上の70%が感染しているので、早めのピロリ菌の除菌が望ましいです。




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ピロリ菌除菌にヨーグルト

乳酸菌は腸内細菌として生息していますが、基本的にヨーグルトの乳酸菌は腸内に定着することはできないです。

ただし、ヨーグルトの代謝物が腸内の悪玉菌を減少させ、在来の乳酸菌を増殖させるという整腸作用を持ちます。

整腸作用とは、摂取した食事が腸内で善玉菌の栄養となり、腸内腐敗菌であるウエルシュ菌や大腸菌を減少させることによって、腸のぜん動運動を活発にすることで、腸内環境を整え、便秘や下痢などの便性の改善をすることです。

便通が良くなると、体の代謝も改善され、脂肪も燃えやすい体になります。皮膚の代謝も活発にするために、肌がきれいになるのも特徴です。

小腸の正常な機能が失われると、小腸の動きが悪いために食べたものがなかなか排泄されず、余分な栄養素が吸収されすぎて、太る原因にもなります。

また、悪玉菌が多いために、便秘がちになり、有害物質がたまり、血液も汚れて、体全体の代謝が悪くなってしまいます。

整腸作用は内から体をきれいにする重要な役割を担っています。


普通のヨーグルトは除菌ができない

ヨーグルトでピロリ菌を除菌できるかというと、必ずしもそうではありません。ピロリ菌を除菌するのは、明治乳業から発売されているLG21のような、ピロリ菌を減少させる乳酸菌が入っているヨーグルトになります。

ヨーグルトがピロリ菌を減らすのではなく、ピロリ菌を除菌する乳酸菌を混ぜ込んだヨーグルトがあるということになります。

ピロリ菌を除菌する乳酸菌を混ぜ込んだ代表的なヨーグルトに、明治乳業のLG21があります。

このLG21とは乳酸菌の名前です。LG21を含んだヨーグルト90gを1日2回だけ食間に食べる実験では、8週間後に87%の人が予想を上回る改善率となり、31名中3名はピロリ菌の完全除菌に成功しています。

逆に8週間食べ続けても、100%の除菌までには至らないことがあるとも捉えられます。

ピロリ菌の数を減少させる効果には高い期待ができ、除菌ももちろん可能です。薬と違って副作用の不安もなく、抗生物質が効かないままの無駄な治療に終わることもありません。

何より乳酸菌による整腸作用による健康効果は確かです。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃ガンの原因であるピロリ菌を抑制する作用があるヨーグルトの摂取で、私自身は胃の調子が良くなり、舌がきれいなり、口臭が消え、肌のツヤが良くなりました。

LG21のヨーグルトは腸内環境も整えてくれるピロリ菌の除菌方法と言えます。




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ピロリ菌を減少させるLG21

乳酸菌は炭水化物などの糖から乳酸などの酸を作り出す菌の総称で、人間にとって健康上必要な細菌です。

乳酸菌も数種類あり、有名な菌にビフィズス菌がありますが、ビフィズス菌はビフィズス菌属に属している菌で、人間の腸内に潜んでいて数々の有用な働きをする善玉菌です。

ピロリ菌の除菌に高い期待ができる乳酸菌LG21はビフィズス菌属ではなく、ラクトバシルス属に属している乳酸菌です。ラクトバシルス属の仲間にはブルガリア菌やカゼイ菌があります。

これら乳酸菌のいくつかがピロリ菌を排除できる理由には、ピロリ菌が胃酸に強くても乳酸菌の出す乳酸には弱いためです。

乳酸菌が増えるとピロリ菌の繁殖に必要な栄養と住居空間を奪っていくことも、ピロリ菌が死滅していく理由になります。

LG21はラクトバシルス属に属している乳酸菌の1つですが、似たような菌であれば、LG21ではなくてもピロリ菌を除する効果があります。

ただ、LG21は数ある乳酸菌の中から選ばれ、LG21そのまま乳製品の品名になり、ヨーグルトを媒介にした健康食品として記録的な売上を挙げてきました。


LG21がピロリ菌の除菌に最も適している理由

低栄養条件下での高い増殖力があり、栄養の少ない胃の中でもしっかりと乳酸を生かすことができます。

乳酸菌生産量が多く、ピロリ菌に対して優れた殺菌作用の持つ乳酸菌をたくさん作ることができます。

胃の中の上皮細胞への接着力が優れているため、すぐに消化されずに胃の中に住み続けるピロリ菌と同等の存在で居続けます。

強酸性環境の胃の中で生存可能なピロリ菌よりも、耐酸性に優れていて胃酸に強いです。

人が食べても安全で健康に良い乳酸菌のため、薬とは違って副作用がないことや抗体がありません。

LG21は現在ではピロリ菌退治のエリート乳酸菌としてヨーグルトに含まれ、私たちの体内への摂取が可能になっています。




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ピロリ菌の除菌率90%の薬

ピロリ菌の除菌は必ずしも成功するわけではありません。

除菌の効果の差はその人の体内環境と薬との相性とも言えます。

ピロリ菌の除菌率が高い薬の組み合わせは、胃酸の分泌をおさえるランソプラゾールかオメプラゾール、様々な細菌の発育を抑えるアモキシシリン2,000mg、細菌性感染症に処方されるクラリスロマイシン1,000mgを、朝夕の食後に1週間内服します。

この薬の組み合わせは約90%以上の除菌率が報告されています。

以前は別々に出ていた3種類の薬ですが、現在はピロリ菌を殺菌する薬として、1シートにパックした「ランサップ製剤」として処方されます。

クラリスロマイシンは耐性菌の出現が起こりやすく、効果がないケースもあります。

仮にクラリスロマイシンを増量して再除菌をしても、初回の除菌に失敗した原因が耐性菌であるため、高い治療効果は望めません。

効果がない場合は、代わりにトリコモナス腟炎の治療薬でピロリ菌にも効果があるメトロニダゾールを使用します。この薬では80%以上の除菌率が報告されています。




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バリウム検査と胃カメラの検査の違い

バリウム

<長所>
造影剤のバリウム(白い液)を飲み込んだあと、胃をくまなく観察し撮影するために、検査台で体を上下左右に動いたり回転して、胃の観察をする検査です。

胃の表面についたバリウムの状態を観察して、潰瘍、胃の粘膜の荒れ、胃がんによっておこる変化を見つけることが可能です。

造影剤が口から食道、胃から十二指腸へと流れていくところが見ることができ、胃全体の形を観察することができるのが特徴です。

<短所>
一定量の放射線被ばくが避けられません(健康上問題なし)、下剤の処方を受けても造影剤による便秘の可能性があります。



胃カメラ

<長所>
胃カメラは、口や鼻からレンズのついたチューブのようなカメラを挿入して、食道や胃、十二指腸の粘膜表面を、直接観察できるので、胃潰瘍や胃炎、胃がんなどの病変など、詳しい情報が得られます。胃がんの早期発見にも役立ちます。

観察だけでなく、臓器の一部を採取する病理検査の生検、ピロリ菌の検査も行えます。ポリープの切除など内視鏡治療を行うこともできます。

<短所>
カメラを挿入していきますが、喉を通るときに違和感と多少の苦痛を感じます。




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胃の痛みの原因

胃の痛みの原因は様々です。

空腹で胃の痛みを感じたり、暴飲暴食、疲れ、ストレスによって胃の痛みを感じたり、鎮痛薬や風邪薬の副作用で胃の粘膜を保護しているプロスタグランジンという物質の働きが抑えられて胃の粘膜が傷つき胃が荒れて胃の痛みが出る人もいます。

胃液はたんぱく質分解酵素のペプシン、塩酸、粘膜の分解酵素のペプシンにより、胃自身が冒されないように、健常な胃粘膜には防御機構が備わっています。

胃酸が強くなったり、粘液の分泌がスムーズにいかないと、胃粘膜があれて、胃炎になっり、進行すると胃潰瘍になってしまいます。

胃の痛みの多くの場合、胃酸の出過ぎたことが原因だといわれています。

痛みの場所と考えられる病気

■空腹時に鈍い痛みがあるときは、胃・十二指腸潰瘍の可能性がある。食後しばらくして痛む場合は、胃炎や胃潰瘍の可能性がある。

■鈍い痛みが空腹時や食後にかかわらずあり、食欲不振や体重減少などの症状がある場合胃がんの可能性もある。

■痛みが激しい時は、胆石症や急性膵炎など、胃の病気ではない可能性もあります。



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胃の痛みとお腹の痛み

胃の痛みや十二指腸の痛みなど臓器の痛みは、急激におこる場合と、徐々に起こる場合とがあります。

痛みが数分のうちに急激に強くなる代表的な病気に、急性膵炎、尿管結石などがあります。

数時間から数日にかけて徐々に痛みが強くなってくる場合は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎、急性腸炎、急性虫垂炎、などが疑われます。

激しい痛みが続いたり、間をおいてあらわれるときは、慢性膵炎、クローン病など慢性の炎症や悪性腫瘍などの病気が疑われます。

過敏性腸症候群のときは、排便と同時に痛みが軽減し、睡眠中や休日には痛みがあらわれないなどの特徴があります。

食事をとることで痛みが増幅するかどうかも大事な判断基準です。

空腹時に上腹部が痛むのは、十二指腸潰瘍の典型的な症状です。胃潰瘍や胃炎の場合は、食後しばらくして痛むことが多くなってきます。

治療で服用した抗炎症薬や鎮痛薬などが原因で胃潰瘍や胃炎になってしまい、激しい腹痛が起こることもあります。


上腹部の痛み

上腹部には、胃、十二指腸、胆嚢、膵臓など痛みが出やすい臓器が集まっています。

みぞおちには臓器の痛みを感じる神経が集中しているので、上腹部では、みぞおち痛が多く見られます。

胃の異常も、みぞおち痛としてあらわれます。




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胃・背中が痛い時

背中が痛い時の多くは、骨や関節、筋肉などが原因になっていることが多いですが、胃や十二指腸、膵臓、腎臓などの内臓が原因で痛い場合もあります。

通常の胃炎程度であれば、背中の痛みとして感じることは少ないですが、大きな胃潰瘍や十二指腸潰瘍があると、背中の痛みとして感じられることがあります。

膵炎や胆石なども背中の痛みとして感じられることが多いです。

内臓の痛みは、食事や排尿などそれぞれの臓器の働きと関係していることが多く、このような痛みを感じたら、早めに病院に行き医師の診察を受ける必要があります。


胃・背中が痛い時に考えられる病気の一部

胃潰瘍
胃潰瘍とは、日常よくみられる病気です。胃から分泌される胃液中の胃酸や消化酵素のペプシンなどが、食物を消化するだけでなく、胃の内側をおおっている粘膜をも消化してしまい、その粘膜の孔があいた結果生じる病気です。胃潰瘍は、胃の粘膜を消化しておこるため、消化性潰瘍ともよばれています。
胃潰瘍は、胃の小彎と呼ばれる部位に発生しやすく、とくに胃角部近くに発生することが多いです。

十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は、十二指腸の粘膜に潰瘍が生じる病気です。

膵炎
膵炎は、膵臓が炎症を起こした状態のことをいうものです。背中の中央あたりを叩くと背部から腹部にかけて広がるような痛みを感じることもあります。

胆石
胆石は、肝臓から分泌される、胆汁の成分が固まって胆嚢内・胆管内に溜まったものです。胆嚢炎などは、ほとんど、胆石が原因です。




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胃が痛い・下痢との関係

胃が痛い時の下痢との関係

胃痛は胃の症状、下痢は腸の症状です。

下痢をすると腸だけでなく、胃の原因も考えられますが実はまったく違う臓器の問題です。

胃も腸も一本のつながった臓器なので、冷たい食べ物や激辛食べ物で食べ過ぎて胃が痛くなったとすると、そのまま消化しきれず食べ物だ腸に移動します。

腸も悲鳴をあげて下痢を引き起こすパターンがあります。


下痢とは

下痢は糞便中の水分量が多くなった状態です。

下痢をおこすしくみには、水分の吸収障害、腸液分泌の亢進、腸管運動の亢進の3つがあります。

この3つが同時にかかわっておこることが多いものです。

水は小腸で1日5~10L、大腸では1日1~2Lが吸収されます。

ところが、腸管内に吸収の悪い塩類や食物が入ってくると、腸管は多量の腸液を分泌するため便がやわらかくなったり、下痢便になります。

とくに大腸は水の吸収量が少なく、1日2Lを超える水が入ってくると下痢をおこします。

下痢には急性のものと慢性のものがあります。

急性下痢の大多数は食中毒などの感染症、食物アレルギー、食べ過ぎによっておこるもので、数日で自然に治るものがほとんどです。

1か月以上、ときには1年以上も続いたり、反復して現れる下痢が慢性下痢です。




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胃を押すと痛い

胃の働きが悪くなり消化が悪くなると腹部膨満感や吐き気が出てみぞおちを押すと痛くなることもあります。

また筋肉の問題で痛くなることもあります。

みぞおち辺りを押すと痛い場合は病気だとすると胃炎、胃潰瘍、膵炎、胆石症なども考えらます。

消化器内科受診をおすすめします。

胃を押すと痛いという場合は、胃がんなども考えられます。

触診をして、腫瘍の疑いがあるかもしれません。

一人で症状、対処方法を考える以前に早急に胃カメラで検査することが得策になります。

早期発見なら胃がんも治る病気です。

胃を押すと痛い場合は様々な原因が考えられます。

症状が続いておかしいなと思ったときは、胃カメラ検査を受けて、医師の診察を受けるようにするとよいでしょう。




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