胃・背中が痛い時

背中が痛い時の多くは、骨や関節、筋肉などが原因になっていることが多いですが、胃や十二指腸、膵臓、腎臓などの内臓が原因で痛い場合もあります。

通常の胃炎程度であれば、背中の痛みとして感じることは少ないですが、大きな胃潰瘍や十二指腸潰瘍があると、背中の痛みとして感じられることがあります。

膵炎や胆石なども背中の痛みとして感じられることが多いです。

内臓の痛みは、食事や排尿などそれぞれの臓器の働きと関係していることが多く、このような痛みを感じたら、早めに病院に行き医師の診察を受ける必要があります。


胃・背中が痛い時に考えられる病気の一部

胃潰瘍
胃潰瘍とは、日常よくみられる病気です。胃から分泌される胃液中の胃酸や消化酵素のペプシンなどが、食物を消化するだけでなく、胃の内側をおおっている粘膜をも消化してしまい、その粘膜の孔があいた結果生じる病気です。胃潰瘍は、胃の粘膜を消化しておこるため、消化性潰瘍ともよばれています。
胃潰瘍は、胃の小彎と呼ばれる部位に発生しやすく、とくに胃角部近くに発生することが多いです。

十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は、十二指腸の粘膜に潰瘍が生じる病気です。

膵炎
膵炎は、膵臓が炎症を起こした状態のことをいうものです。背中の中央あたりを叩くと背部から腹部にかけて広がるような痛みを感じることもあります。

胆石
胆石は、肝臓から分泌される、胆汁の成分が固まって胆嚢内・胆管内に溜まったものです。胆嚢炎などは、ほとんど、胆石が原因です。




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