胃の左側が痛いとき、膵臓のあたりだと、急性膵炎、慢性膵炎、膵石症、膵がんなどが考えられます。
その他には、胃炎や胃潰瘍など胃の病気、脾臓、左腎臓などの病気も考えられます。
痛みが激しいなどの症状があったら注意です。専門医の診察を受けましょう。
考えられる病気の一部
急性膵炎
急性膵炎は、膵臓に急性に炎症が生じた膵炎のことです。
慢性膵炎
継続的なアルコールの多飲などにより、慢性的に膵臓に炎症をきたすことで生じる膵炎のことです。
膵石症
膵石は膵管内に形成された結石のことです、慢性膵炎と診断された患者さんによくみられます。慢性膵炎の進行に伴って合併する頻度が高くなります
膵がん
後腹膜臓器であるために早期発見が困難であり、また極めて悪性度が高いです。小さなガンでもすぐ血管、胆管、神経への浸潤や、近くのリンパ節への転移、肝臓などへの遠隔転移を伴うことが多いです。
胃炎
急性胃炎は胃の粘膜に炎症が起こって、みぞおちのあたりに突発的に痛みが出て、胃の膨満感やむかつき、嘔吐などの症状が現れます。慢性胃炎は胃粘膜に存在する胃腺が萎縮して胃液の酸度が低下した状態をさします。胃の粘膜に炎症が生じて、無症状のことが多いですが、空腹時や夜間に起こる胸やけ、食後のむかつき、胃もたれ、食欲不振などの自覚症状があることもあります。
胃潰瘍
胃から分泌される胃液中の胃酸や消化酵素のペプシンなどが、食物を消化するだけでなく、胃の内側をおおっている粘膜をも消化してしまい、その粘膜の孔があいた結果生じる病気です。
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