胃の右側が痛い

胃の右側が痛いとき、右上腹部のほうが痛い時は、肝臓のあたりだと、A型急性肝炎、肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎、うっ血肝、肝膿瘍、肝嚢胞などの病気が考えられます。

胆道だと胆石症、胆道感染症、胆嚢がんなどの病気の疑いがあります。

その他には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの胃・十二指腸の病気、右腎臓、膵臓の病気などの可能性もあります。


考えられる病気

��型急性肝炎
��型肝炎ウイルス(HAV)に経口的に感染して、ウイルスが主に肝臓で増殖し、炎症すなわち肝炎を起こす病気です。


肝硬変
慢性の肝障害の進行によって、肝細胞が死滅・減少し線維組織によって置換された結果、肝臓が硬く変化し、肝機能が著しく減衰した状態のことをいいます。


肝がん
肝臓に発生する悪性腫瘍の総称のことです。


うっ血肝
急性心筋梗塞や肺炎などで、急に心臓のはたらきが低下した急性心不全の人、あるいは、心臓弁膜症や高血圧性心臓病で慢性的に心臓のはたらきが悪い慢性心不全の人に生じる肝障害です。


肝膿瘍
肝臓に膿瘍が出現する状態です。肝臓外から発生原因となる細菌や原虫などが肝組織内に進入・増殖し、肝内に膿瘍を形成する病気の総称です。


肝嚢胞
肝嚢胞は、肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気です。


胆石症
胆道に結石ができる病気を総称して胆石症と呼びます。胆汁のながれみちに石ができます。


胆道感染症
胆道に生じた感染症のことを胆道感染症といいます。


胆嚢がん
胆嚢癌は、胆嚢から発生する悪性腫瘍です。


胃潰瘍
胃から分泌される胃液中の胃酸や消化酵素のペプシンなどが、食物を消化するだけでなく、胃の内側をおおっている粘膜をも消化してしまい、その粘膜の孔があいた結果生じる病気です。


十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は、十二指腸の粘膜に潰瘍が生じる病気です。




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